駒ケ根市 M邸

Img_663fb5469dc371eff84efb6014b35b20
Img_fe7dd10fd133aec12317113eb846c772
Img_58b8ad2b7deee75dc341a09a4ca59086
Img_099d90cf804a15efc5e967bbec0d195a
Img_7cce2036f15748b22fd007e95a304808
Img_f743285ab3c91d61384f5660050a4a85
Img_00509d35fd18573c9dc818b5e67d7b74
Img_30add39d7d5fbebc1ce9fc43171cdd82
Img_a5b76d8d33e8b35cf6dd304245d14068

建物について
敷地は駒ケ根市の中心市街地のに宅地開発された一角にあります。廻りは道路が2方向につくものの戸建て住宅に囲まれた、宅地によくある建て込んだ状態です。南側にも2階建ての大きな住宅があり、敷地は南北に長い長方形をしています。普通に建てれば北側道路からアクセスし、建物を北側に建て、南側に庭を取る所ですが、そのように建てると、いくら自分の庭があるとはいえ、南側の建物の裏側やその日影の庭を毎日見ながら暮らすことになるため、今回は南東の角の廻りの建物の僅かな抜け間を建物内に取り込み、南東側にはプライベートガーデンを、北側には畑や駐車場を作り、地域との繋がりのある庭を作りました。
そのため、LDKに庭が食い込んだような不思議な平面をしていますが、室内に外との繋がりを一体的に取り込む仕掛けは、テラスを介してうまく機能しています。

クライアントのライフスタイル
ご主人は自宅でイラストレーターの仕事を、奥様は菓子店を営み、小さな女の子と3人の暮らしです。家族全員で過す時間がより濃密なものになるように、LDKがメインの空間で、その他の諸室はLDKに繋がって作っています。キッチンからリビングを見ると家やプライベートガーデンのほとんどが見渡せるような、扇の要のような場所にしています。
ご主人の仕事部屋であるアトリエはプライベートガーデンに面しており、季節や天気を十分に感じながら創作出来、デッキや庭で気分転換も出来るようになっています。家族がいない時間もLDKに出れば家全体を楽しみながら暮らして行ける、そんなつくりになっています。
個室は子供部屋の他、小さなロフトの部屋も。家の中で視線の変化を楽しんだり、家族の成長によって、プライバシーの度合いでどの部屋を使うか、ローテーションしていくことを想定しています。

構造計画
変形のLDKをダイナミックに実現する為に、構造は木造の在来工法でありながら無柱の大きな空間をとしています。屋根は構造そのものに勾配を付け、棟の高い位置はロフトとして利用しています。

設備・その他
ストーブは同じ駒ヶ根市内に本社のあるファイヤーサイドの代表機種アンコール。
熱さに弱いというご主人の為にエアコンも入れています。
キッチンは家具造作。
ダイニングテーブルのセット、テレビボードはHUMP。


所在地 長野県駒ケ根市
主要用途 住宅
竣工年 2016年

設計・監理 暮らしと建築社
   担当/須永次郎 須永理葉
構造 木下洋介構造設計室
   担当/木下洋介
施工 新井建築
   
敷地面積  495.87m2
建築面積  116.76m2
延床面積 1135.50m2
階数   地上2階 
設計期間 2015年2月~2015年9月
施工期間 2015年10月~2016年4月
写真撮影  上田宏